官僚たちの夏 第1話

録画してようやく見ました第1話。

ドラマの第1話って役柄と背景説明ですよね、普通。当然、このドラマもきっちりその役割は果たしてるのですが、それだけじゃないとても骨太な作りのドラマだな、感じました。
一緒に見てた主人は
「2時間ドラマだと思った」
それだけ1話の中での起承転結(途中で連ドラだよ、と教えたので起承くらいかな)がはっきりして、ストーリーもしっかりしてた、と言えるのでは。

番宣トリオをはじめ、もう一人の高橋さん(あのベストはちょっと…あの当時のテニスウェアとしては普通なのか?)、西村さん、佐野さん、吹石さん、北大路さん(さんづけだよ、偉そうだな-自分。)など、私好みの豪華俳優陣。それぞれがきっちりと一人の人物としてドラマ上にある、なんというか、邪魔、というか目障りな人がいないという気持ち良さを味わえるドラマでした。

で、堺さん。

登場は遅かったですね-。いつ出て来られるのかとワクワクしながら待ってましたよ♪
ちょっとクライマーズ・ハイの佐山系なんだけど、何て言うのかな、あそこまではガツガツしてない、堺さんいわくの「無私」、つまり、自分のためじゃないが故にギラギラしたところがないけど熱い(わかるかなあ。自分の表現力のなさにちよっと情けない。)感じがする役でしたね。

ここの場面、とは言えないけど、佐藤さんが何かを訴えてるときに、後ろから見守ってる感じが一瞬山南さんを彷彿とさせる笑みを浮かべている、そんな感じもしましたね。

一番のシーンはアケボノ自動車の社長(蟹江さん、とってもよかったのに1回目でお亡くなりになって残念です。)のお通夜で、吹石さんに、「我々は報われるために働いてるんじゃない(←うろ覚え)」という台詞の声。
淡々と、でもなにも感じていない訳じゃなく感情を押し殺した感じがステキ。

予告にはたくさん登場されてましたね。次回はテレビのようです。楽しみ。