官僚たちの夏 第6回

今回は公害問題。そういえば小学校のときに習ったなぁ…イタイイタイ病水俣病四日市ぜんそくなど。まだ私が小学校だったときは高度成長期直後でいろいろ問題が多かったときだったんだ、といまさらながらに当時のことを思い出したりして。ただ、今回はとっても感想を書きにくい回のような。

原因を色々考えてみたのですが…やっぱり庭野が活躍していないから、というのが一番の原因かな(笑)どうやら庭野は1回おきにしか活躍しない…というのが最近の傾向のような。そのほかには、なんとも今回は話が大きすぎて、身近に感じられなくて感情移入がしにくかったというのもあるかも。

その中でがんばってたのが山本真ちゃん。西丸さんと一緒に川の汚染を調べたり、漁民たちと接触したり…。若いとはいえ、もう入省4年?くらいだんだん自分で仕事が出来るようになってきてるんだよね。でも男の中で一人がんばってるという感じは無くさらりと男性社会を生きている感じが出ていていいなぁ。見習いたいものです。
一方の御影君。自分でも風越派に属している気分のまま国際通商派の勉強会にも参加。確かにどちらが間違っているとか正しいとかはないし、意見が変わるのもしょうがないとは思うものの、気分的に「…」ずっと風越派だと思ってたから感情移入してますからね。でも若い人が新しい考え方(と思われている)に惹かれるのはよくわかるし、ああなんかもやもや。

このもやもやは「どちらも正しい」という一言に尽きますね。どちらも真剣に日本のことを考えて(片山は除く(笑)だって、何回回を重ねても真剣さが見えないのよ〜)、でもその道は違って。最後の玉木のせりふ「俺だって日本のことを…」にはぐっと来ました。そして応える風越の「俺は誰とけんかしたらいいんだ」も。毎回対立してはいても、共感できるところは共感し、協働し、でも意見の違うところは戦わせて。なんか男のロマンですよ。ほんとに。こんなドラマで私なんかが感想を書くこと自体がおこがましいような。

大臣たち。今回は須藤大臣に感情移入。政争には負けましたが。背水の陣で省庁に泊り込んで予算獲得を目指し、通らなかったら池内に直談判。おだやかな口調ながら固い決意で決裂を宣言したところに惚れました(笑)

で、今週の庭野。ほとんど(大事な)せりふ無かったですねぇ。工業再配置計画の検討会で多少発表していたくらいですか。いつの間にやら5歳も年をとっているにもかかわらず外見はあのまんまだし、ちっともふけてない42歳。今までの流れだと、来週に期待かな。

次回は…自動車関連と産業保護法案かな。予告だけ見たらそんな感じですね。なんか今週はいまひとつピリッとしない感想でした。