青い文学 人間失格第1話 鎌倉心中

昨日せっかく書いた感想が2回も消えてしまってショックを受けていたんですが気を取り直して…

ようやく録画していたものを見ました。読売テレビ、ありがとう!!
でも4日に分けて放映してくれたはいいけれど…順番ばらばら(呆)
1日目 蜘蛛の糸地獄変じゃなかったですね)、人間失格1話
2日目 地獄変 人間失格2話
3日目 こころ1話 走れメロス前後編、人間失格3話
4日目 桜の森の満開の下前後編 こころ2話 人間失格4話
なんなんでしょう…この順番。人間失格を全部見ようと思ったら4日とも録画しないとだめなのね(笑)とりあえず全部録画できたことは確認しましたが。

まずは1話のみの感想を。

この「人間失格」高校生くらいのときに読んだ記憶はあるのですが…どんな話だったかはまったく覚えておりません(汗)覚えているのはとにかく暗かったこととひりひりと切羽詰った感じだけ。このアニメを見てもう1回読めるかと思ったけど…無理そうです(笑)やっぱり暗い。堺さんも始めに言っていましたが「読まされた」感がものすごくして…しかも恥とか世間とか普段いい加減に生きている私が直面しようと思わないものばかり。しんどいですね正直。もうちょっとココロに余裕があるときでないと。日々あせりまくってい生きているのに精一杯な私としては…

でも、アニメ自体はすごくキレイ。葉蔵のビジュアルがあまりにも堺さんの声とマッチしていて、途中から堺さん自身に見えてきた自分がコワいです。といって、普段の堺さんのイメージが葉蔵のようなオトコかといえば絶対にそうじゃないです。もっと「健やか」ですよね、ご自分がインタビューでおっしゃってるように(これ、堺さんは役のイメージをおっしゃってますが私には堺さん自身のイメージととても重なります)。この感じは「雪風」のときにもすごくあったんですが、結局「声」だけで演技されてもこれだけ色々なキャラクターを演じることが出来るということで…単純にすごいなあと。とにかくいい声をされているので聞いていてとても気持ちがいいです。またこの頼りない若い学生の感じがすごく似合うんだなぁ…。
ストーリー的には、もうどうしようもないですよねぇ。幼少期のトラウマかそれともお金持ちのお坊ちゃまの甘えか…女の人にふらっといってしまう、また女のほうも母性本能をくすぐらせるのか助けてしまうもうなんともいえない連鎖というかなんというか…。
次回も楽しみです。