青い文学 人間失格第2話 お化け

見ました第2話。心中するつもりで一人生き残った葉蔵は病院で目を覚ます。警察に尋問され、記者にインタビューされ…(このあたりで堀木のキャラに嫌気のさした私。どうも主人公同情目線で見てしまうんですよねぇ。いけない癖だとはわかっているのですが。)
今回は葉蔵の回想が主。人間と対するのが怖い葉蔵は道化になって他人に笑われることで世間とつながりを持っていた。しかし、それをひとりの同級生が「お化け」と。結局葉蔵は一生その言葉から逃れられなかったんですよね…それを考えるとこの同級生の呪縛(呪詛?)は怖いですね。ただ、その呪縛から逃れられなかった葉蔵がやっぱり弱いのか…考えればどろどろと引きずり込まれるような暗さを感じます。

前回も思いましたが、あまりにも堺さんの声がはまっていてもう…。ナビゲーターのときとは全く違うんですけど、あれが堺さんの素の声なんでしょうけど、葉蔵の時の声がほんとにいいです。(←こればっかり)淡々としてる声も、悩んでいるときの声も、なんと言うか色気があるんですよね…。見ていて暗ーくなる話には違いないんですけど、でも楽しい♪