青い文学 蜘蛛の糸/地獄変

だめだ…久保洋人さんのキャラクターと堺さんの声、全く合わないですね…見てるのが苦痛でした。

とりあえず感想を。

まず蜘蛛の糸。これ、堺さん出てなくないですか?私はっきり見る前に録画を編集してしまい、誤ってエンディングを消してしまったので確認できていないのですが、主人公のカンダタも国王も声が違いましたよね…地獄ではまともに声出してた人いないし(笑)。いずれにせよびっくりするほど短くて、しかも子供向けにすらなっているほど良く知られている話を30分のアニメにするのは難しいということですねぇ。

原作は既に地獄にいるところからですが、アニメは現世で悪行の限りを尽くすカンダタから。でも蜘蛛の糸をたらしてもらえるきっかけとなった蜘蛛を助ける場面でも、さらっと流されてとてもきっかけになったとは思えないつくり。何も考えることなく終ってしまいました…。

次に地獄変

まずはあらすじから。良秀という絵師。当代一流の絵師である良秀は、娘と一緒に国王に仕えていた。国王の霊廟に国の栄えた様子の絵を描くよう命じられ、国王のしている残虐な様子を地獄にたとえて描いた良秀。それを咎め他国王は娘の一言で言い負かされた。しかし灼熱地獄の描き方に悩んだ良秀は国王に「人が炎に焼かれるさまを実際に見たい」と申し出る。国王はその申し出を受け入れ大きく積んだんだ薪の上に1人の女を乗せて火をかける。その女は良秀の娘だった…

というところです。原作をかなりはしょってありしかも良秀の容姿や性格等をもんのすごく変えてあるにもかかわらずなぜにあんなにごつい良秀…ううう(泣)苦悩の声とか嘆き悲しむ声とかはさすがに堺さんだなと思うんですが、ふつーにしゃべってる声はやっぱりアンマッチ…。もうちょっとキャラデザイン何とかならなかったんでしょうかね、日テレさん。最後の最後に見たのがこれだったのでものすごく後味悪かったです。

DVD全巻買おうかと思って予約してたんですけど、やめてよかった(ほっ)