青い文学 桜の森の満開の下 前後編

これ、いろいろな方のレビューを見させていただいて、ほめてたものってほとんどなかった…。しかも公式HPのビジュアルからしてちょっとなぁ…と思っていたので覚悟はしていたのですが。
やっぱり受け付けませんでした…もう全然堺さんの声とあってない(泣)いや、堺さんは悪くないと思うんだけどな〜。いかんせんビジュアルが…(こればっかり)まぁそれだけじゃなく、水樹奈々さんの声とも会ってないし、所々出てくる3頭身キャラもついて行けないし、なんで途中でミュージカル風に?もう鑑賞するのが苦痛でした。途中で何度やめようと思ったか…
原作は恥ずかしながら読んだことはないのですが、タイトルとあらすじから想像するに満開の桜の下にいると幽玄を感じて人間の精神が不安定になる…といったことではないかと思い、また、その感じはわからないではないです。特に夜の満開の桜の下って何か不思議な気持ちになりませんか?むかーし木原敏江さんのマンガを愛読していた私としては、このような妖しい雰囲気を想像していたのですが…ぶちこわされました(泣)
いったい制作者は何を表現したくてこんな解釈にしたんだろうなぁ…これ、原作を読まなくちゃ坂口安吾に申し訳ないです。だって「名作」ですよ?すごく私好みのタイトルなんですよ。図書館で借りてきて読んでみよう。