勾玉づくり

私の住んでいる市の郷土資料館では小学生は入場無料なので、うちの子供たちは文化センターに行くと必ず郷土資料館に入りたがります。といっても、館内の展示物にはさほど興味を示さないのですが(笑)。ただ、今は「あそまなカード」なるものを作って、ロビーにけん玉やメンコなどの昔のおもちゃや、竪穴式住居の模型などを置いて「遊ぶことで学ぶ」というコンセプトの元、リピーターを増やそうとがんばっているようです。で、9個スタンプを集めると「勾玉キット」がもらえるそうで、スタンプ集めに一生懸命です。

それとは別に、月に一度「勾玉作り」を開催していて、大人200円子供100円で勾玉のペンダントを作ることが出来ます。以前からずっとやっていることは知っていたのですが、最近郷土資料館に通いだしてそのことを知った子供たちに「行きたい!」コールをされたので、重い腰を上げていってきました(笑)
1人でするには小学校3年生以上じゃないと駄目らしいので、上の子は子供料金で、下の子は私がするということで大人料金で挑戦。

滑石というやわらかい石を、本来はキットのように四角く切ってあるところからはじめるのですが、時間短縮のためある程度の形に切り出したものを使用し、とにかくひたすら磨く!!まずは荒い目の紙やすりで、次に細かい目の紙やすりで。この段階で子供の力だったりするので1時間以上。ボランティアの方が時々手伝ってくださるのですが、とにかく根気がいります…削りすぎるのはご愛嬌。下の子は途中で根を上げてしまいましたが上の子は最後まで。
最後に水の中でまた磨いて10分ほど染料につけて、自分の好きな色に染めることが出来ます。
これ、大人の好きな人にすればすごく楽しいかも…私も子供がいなければ、もっと必死でつるぴかにしていたかも(笑)

完成品、子供たちのはまだ写真に撮ってないのですが、見本でおいてあったのはほんとにつるつるでした。