「友の死」

今日は新暦ではありますが、新選組総長 山南敬助さんの命日です。
というわけで、昨日は前夜ではありますがまたもや「友の死」を取り出してきて鑑賞してました。

もう何回見たかわかりません。一番見た回じゃないでしょうか。
山南敬助という方は、出自、名前、出身流派、新選組での肩書き、切腹の理由など生涯ほとんどといってもいいくらい謎な方です。確実にわかっていることは光縁寺にあるお墓と命日くらい。あとは「親切者は山南、松原」といわれていたという壬生界隈での評判と、八木為三郎さんの証言、江戸にあったという他流試合の署名くらいでしょうか。

新選組創設以来の幹部でありながら、何故切腹したのか。本当に切腹はあったのか?考え出すときりがないくらいもやもやするのですが、ひとつの答えとしてあるのが、大河ドラマ新選組!」のこの回だと思うのです。
これが真実ではないことは重々承知しています。でもこういう筋書きもありえて、それは山南さんにとって少しは救いのある状況だった…と私が思えるドラマで、何度見ても泣いてしまいます。
昨日も山南さんをしのびつつ見てました。

今日、光縁寺にお参りすることは出来ないので、壬生の方向に向かって手を合わせておきました。
来月の山南忌、申し込んでおいたら参加証をいただくことが出来たので、行ってこようと思ってます。